新規手術機器「Unity VCS」を導入しました。
新規手術機器「Unity VCS」導入ならびに初回稼働のご報告
本日、当院にて アルコン社製 最新手術装置「unity VCS」 を用いた初回手術を施行いたしました。
本機器は日本海側(青森〜福岡)で初の導入事例であり、全国的にも限られた施設のみでの稼働となります。
手術実績(本日)
- 白内障手術:22件
- ICL2件
- 硝子体・白内障同時手術:6件
計30件 を執刀いたしました。
特徴
unity VCSは、白内障・硝子体の両領域において革新的な進歩をもたらすシステムです。
- 白内障手術:4Dフェイコなどのより低侵襲で効率的な手術を可能にし、患者負担を軽減。
- 硝子体手術:新開発の高効率3万回転のカッターを搭載し、安全性と切除性能が向上。
医療者としての認識
最新機器の導入は、単なる設備投資ではなく、術者自身の理解・知識・経験を前提として初めて最大限のパフォーマンスを発揮します。F1マシンを乗りこなすために高度なトレーニングが不可欠であるように、手術装置も同様に深い習熟が求められます。
展望
unity VCSの導入は、今後の眼科手術の未来を切り拓き、地域医療における新たな選択肢を提示するものと考えております。上越という地方都市からも、最新の眼科医療を提供できる体制を整えられたことを大きな意義とし、今後も知識・技術の研鑽を重ねてまいります。
石田眼科医院
石田 学