片目にICL、もう片目にレーシックを行った患者様のケース
当院では、「ICL(眼内コンタクトレンズ)」と「レーシック(角膜屈折矯正手術)」の両方に対応している施設です。
ICLをご希望される方には、事前に「前房深度」と呼ばれる目の奥行き(スペース)を測定する検査を行います。この数値が基準より浅い場合、ICLのレンズを安全に挿入することができません。
今回の患者様も、事前検査の結果、片目はICLが可能でしたが、もう片目は前房深度が足りずICLが適応外と判定されました。患者様とご相談のうえ、片目にはICL、もう片目にはレーシックを行うという選択をされました。
術後、「両眼ともに見え方に大きな違いは感じません」とのお言葉をいただき、私たちも安心しております。
レーシックは「昔の技術」と思われることもありますが、実は現在でも欧米を中心に多くの方に選ばれている、信頼性の高い治療法です。ICLとレーシック、どちらが良い・悪いというものではなく、お一人おひとりの目の状態や生活スタイルに合わせて最適な選択をすることが大切です。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください😊
石田眼科医院
石田 学