開院110周年記念式典祝賀会を開催いたしました。
石田眼科 開院110周年記念式典祝賀会を開催いたしました
2025年9月21日、上越市にて石田眼科開院110周年記念式典祝賀会を開催いたしました。
全国から250名を超えるご来賓の皆さまにご参集いただき、心より感謝申し上げます。
ご来賓からの温かいお言葉、そして長きにわたり当院を支えてくださった患者様、地域の皆様、眼科医療に携わる多くの関係者の皆様のおかげで、今日の石田眼科があります。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
私たちは歌舞伎役者のように芸事を代々継承するわけではありませんが、110年にわたり確かに受け継がれてきた「信念」があると感じております。
それは、この上越・妙高・糸魚川・長野の地で、常に最善であり最高水準の眼科医療を提供し続けるという揺るぎない使命です。
暑い日も雪深い日も、遠方からも、親子何代にもわたって通ってくださった患者様の存在こそが、石田眼科の歩みを支えてくださいました。その変わらぬ信頼とご支援に、心より感謝申し上げます。
今の自分があるのは、順天堂大学浦安病院で医師としての一歩を踏み出し、京都府立医科大学で木下茂先生・外園千恵先生のもと世界につながる最高の医局で学ばせていただき、聖隷浜松病院眼形成外科部長 故上田幸典先生をはじめとする恩師との出会い、そして富山大学の林篤志先生、順天堂大学の中尾慎太郎先生からの温かなご指導のおかげです。
さらに、日々診療と手術を共に支えてくれるスタッフの存在なくして、この110年の歴史は築けませんでした。受付・事務・検査・看護・手術室スタッフ一人ひとりが誠実に職務を果たし、患者様に寄り添ってくれていることに、改めて感謝申し上げます。
昨年亡くなった叔父・故垣花昌明から「石田眼科のバトンはうまく学君に繋がったね」との言葉をいただきました。父からのバトンを受け取りながら、これからも伴走者として支えてもらいつつ、私はその背中を追い、いつの日か力強く突き抜けたいと思っております。そしてまた、いつかこのバトンを次の世代に託せるよう、精進してまいります。
来年3月には東京都品川区大崎駅に「石田眼科大崎クリニック」を開院予定であり、その後には長野院の新築移転も控えております。
110周年をひとつの通過点とし、これからの10年、20年も新たな挑戦を重ね、地域の皆さまに一層信頼される医療機関を目指してまいります。
「見る力」を守り、人生を支えるという使命を胸に、石田眼科はこれからも力強く歩み続けてまいります。
医療法人 つかさ会 石田眼科長野クリニック 理事長
医療法人 喜修会 石田眼科医院 副院長 石田学